在宅勤務で気づいた会議の7つのムダ(このまま在宅が続けばいいのに)
新型コロナウイルス感染拡大への対応として、在宅勤務になりました。
在宅勤務でオンラインミーティングをするようになって気づいた伝統的な会議の7つのムダを綴ります・・・
在宅勤務で気づいた会議の7つのムダ
ムダ1:仁義なき会議室予約戦争
よし、会議を開催しようと決めた際にやること。
それは会議室の予約。
ホワイト企業を超えるピュアホワイト企業で働いているが、みんな会議が大好きだ。
仕事をしている気分になれるからだろう。
ということで、会議室は向こう一週間はほぼ埋まっている。
きれいに埋まっている。
一人が終日会議室を予約している場合もある。
なぜか?
上司が何時から会議を始めるかわからないし、会議がいつ終わるかわからないからだ。
ということで、会議をする際はすでに会議室を予約している人に連絡して、会議室を譲ってもらうことになる。
予約している人も、何時から何時まで使うかわからないので、「あ、確認します・・・」となって、上司に確認をとる。
確認しようにもだいたいの上司は大好きな会議に出席しているので、昼休みか休憩時間に確認することになる。
この調整で半日はかかる。
しかし!オンラインミーティングは場所がいらない!すばらしい!!!
ムダ2:プロジェクター・スクリーンの準備
会議室によっては、プロジェクター・スクリーンが常設されていない場合がある。
その場合、会議開始の15分前には設置準備をする必要がある。
ピュアホワイト企業ではキャッシュが余りまくっているので、スーパーハイスペックなプロジェクターを使用している。
しかし、なんの機能がついているのか知っている社員はいない。
そしてこのプロジェクターは、くそ重い。馬鹿みたいに重い。
スクリーンを設置する際は、机や場合によってはソファを移動させる必要がある。
ピュアホワイト企業ではキャッシュが~略~、カリモク家具である。
そしてこのカリモク家具は、くそ重い。馬鹿みたいに重い。
しかし!オンラインミーティングはスクリーンもプロジェクターもいらない!すばらしい!!
ムダ3:えらい人を会議室に誘導する
えらい人は会議が大好きだが、その会議がどこで開催されるのか覚えることができない。
おれ、どこに行けばいいの~?と迷子になってしまう。
この症状は年齢が高くなればなるほど如実に現れる。
この場合、会議の主催者ないし下っ端はえらい人を迎えに行ってエスコートする必要がある。
たまにトイレに行っていたり、喫煙していたりして行方不明になるので、秘書に聞いて捜索する羽目になる。
しかし!えらい人はパソコンスキルが低くオンラインミーティングができないので、会議をする必要がない!!
会議のムダというか、会議自体がムダだったということになるが・・・
ムダ4:お茶出し
ピュアホワイト企業なので、社内にカフェがある。
カフェのメニューも豊富であり、コーヒーホット/アイス、カフェオレホット/アイス、カプチーノホット/アイス、ココアホット/アイス、ティーホット/アイス、コーラ、ジンジャーエール、緑茶各種、トクホ系飲料各種・・・と無限にある。
各人好きなものを頼むので、カフェのウエイターよろしくミスなく注文をとり、カフェに伝える必要がある。
品が揃ったら、ミスなく机上に配膳する。
しかし!オンラインミーティングはお茶出し不可能!すばらしい!!
ムダ5:空調管理
年齢・体型により体感温度が異なる。
年齢が高いほど寒がりになり、体型がどすこいほど暑がりになる。
ちなみに、年齢が高いどすこいは暑がりである。
この室内温度管理は会議を円滑に進めるうえで重要である。
室温と機嫌には密接な関係があるからだ。
しかし!オンラインミーティングは各自最適温度に調節可能!すばらしい!!
ムダ6:プロジェクター投影資料の切り替え
ピュアホワイト企業なので、会議室は広い。
つまり、プロジェクターの線が各人のパソコンまで届かないので、資料の投影者を変える際は、いちいち人が移動しなくてはならない。
しかし!オンラインミーティングはクリックひとつで資料の切り替え可能!すばらしい!!
ムダ7:考えている雰囲気づくり
会議ではだれもなにも考えていないが、一応考えているふりをする必要がある。
各自顔をしかめたり、天井を仰いだり、足を組みなおしたり、うでを組んだり、頭をかかえたり、目をつぶってみたり・・・各自趣向を凝らした雰囲気づくりに余念がない。
これは一種のスキルと化していて、どれだけバリエーションがあるかが重要である。
しかし!オンラインミーティングは音声だけで開催可能なので、雰囲気づくりの必要皆無!すばらしい!!
まとめ
伝統的会議の7つのムダを振り返ってみて思うこと。
オンラインミーティングで生産性があがっても、労働(拘束)時間は変わらない・・・とほほ